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ビキニ事件 60年 核兵器と原発 被ばくによる犠牲を考える [暮らし]

今の日本でビキニ事件を知らない人は多いのではないでしょうか。

ビキニ環礁でアメリカが水爆実験を行ってから今年の3月でちょうど60年経ちました。

この水爆は広島原爆の千倍の威力と言われています。

なぜこのアメリカの水爆実験がビキニ事件として語り継がれているのでしょう。

それは近くにいた日本の漁船が何も知らされないままに被曝してしまったことにあるようです。

それまでも世界中で核実験が行われていましたが、事件として考えられたのはこの実験くらいでしょう。

23人の漁師さんたちが被ばくしてしまい、内部被ばくを知らずに亡くなっていった方もいたようです。

当時日本では放射能マグロの恐怖が蔓延して大変なことになっていましたが、いつの間にかその恐怖も消え去っていました。

ビキニ環礁でも除染が行われ、アメリカの安全宣言で避難していた住民が島に戻り生活を始めたそうです。

しかし、その後流産や死産、甲状腺の障害などの健康被害が続出して再び住民は避難したそうです。

それ以降60年たっても島には戻れないということです。

このことを考えると福島の原発事故の今後が心配になります。

核兵器も原発も同じ原子力で放射能による被ばくは同じではないでしょうか。

福島第一原発の3号機は核爆発という専門家もいるくらいです。

核燃料は溶け落ちて今も核反応が続いていることでしょう。

それは放射能をまき散らし続けているということになります。

福島県の放射能による汚染は相当進んでいると見られます。

知らずに放射能を体に取り込んで内部被ばくもあることでしょう。

ビキニ事件や過去の事故などを教訓に考えても今の日本の状態は危険極まりない状態だと思います。

原発事故から3年が過ぎた今、これから健康被害が即術するのではないかと心配になります。

日本の基準では年間20mSvまでなら住んでもいいということらしいのです。

ということは2.2マイクロシーベルト毎時までなら避難しなくてもいいということになりますね。

でもこの数値はチェルノブイリなら避難しなければならないレベルになると思います。

日本人は外国人に比べて、放射能に強い民族なのでしょうか?









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